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  2. 汎用インク トラブルシューティング

代表的なトラブル事例をいくつかピックアップしました。
通常、汎用品の使用が印刷トラブルの直接の原因になるケースはほとんどありませんが、念のためご一読ください。

印刷機本体の設定が分からない

商品に同梱されている説明書をご確認ください。
リソー社製の印刷機については、下記ページからもご覧いただけます。

【参考】リソグラフ インク使用時の印刷機本体の設定方法

汎用インク・マスターが印刷機に認識されない、又はセットできない

ICチップの不具合や輸送・運搬時の商品の破損、印刷機の不具合の可能性もありますが、まずは商品型番が間違っていないか確認して、インクを印刷機から取り外し再セットしてください。
インク一本だけに不具合が出ている可能性がありますので、念のため同梱されている他のインクでもご確認ください。

それでも不具合が解消されない場合は、弊社までご一報下さい。
不具合品は、代替品と交換させていただきます。

インクが残っているのにインク切れサインがでる

インクボトル・カートリッジの不具合、印刷機側の不具合の可能性があります。
インク側の不具合の場合、内部の部品が破損していたり、穴が開いていてインク切れサインが出ることが多いです。

まずはインクを印刷機から取り外し、再セット後印刷を行ってください。
引き続きインク切れメッセージが出る場合は、新しい商品をセットして再度お試し下さい。

それでも不具合が解消されない場合は、弊社までご一報下さい。
不具合品は、代替品と交換させていただきます。

印刷物の仕上がりが薄い/かすれる

原稿が薄い場合、インクが長期間使用されずに乾いてしまった場合、印刷速度が速すぎる場合が想定されます。
原稿が薄い場合は、印刷濃度を濃くしてください。
印刷機の製版濃度や読取濃度を濃くして再度製版して印刷して下さい。
インクの乾きはアイドリング状態での待機や何枚かの試し刷りで解消されます。
印刷速度を適度に調整することで、薄さやかすれを解消できることもあります。

また、印刷をせずに製版を繰り返すと、排版されるマスターにインクが吸収されるため、インクが不足がちになります。
色が薄かったりムラがある場合は、製版せずそのまま発色が安定するまで何枚か試し刷りを行ってください。

※インクは冬場や低温環境では出が悪くなり、かすれなどの原因になります。常温で使用してください。

印刷物の仕上がりが濃すぎる/渇きが遅い

印刷機の印刷濃度・製版濃度を薄くして印刷して下さい。
印刷機の製版濃度や印刷濃度を薄くして再度製版して印刷して下さい。

※インクは夏場や高温環境では濃度が上がりやすくなります。常温で使用してください。

印刷物が部分的に欠けてしまう

原稿台ガラス、スキャナーガラスが汚れている可能性がありますので、印刷機取扱説明書を参考に清掃してください。

印刷すると用紙が汚れる

用紙の裏が汚れている場合、プレスローラーがインクで汚れている可能性があります。印刷機取扱説明書を参考にプレスローラーを清掃してください。
印刷面の汚れの場合は、製版濃度(印刷濃度・読取濃度)が濃すぎる可能性があります。濃度を薄くしてください。
※インクは夏場や高温環境では濃度が上がりやすくなります。常温で使用してください。

また、製版された原稿より印刷物のサイズが小さい時も地汚れが発生します。
原稿と印刷物のサイズを確認して、再度製版してください。

印刷すると白い縦線(スジ)が入る

サーマルヘッド・スキャナーガラス、原稿台ガラス・原稿パッド、プレスローラーが汚れていませんか?
印刷機取扱説明書を参考に清掃してください。

その他、ご不明な点があればお気軽にお問い合わせ下さい。

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