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総務人事奉行クラウドと人事奉行i11の違い

総務人事奉行クラウドと人事奉行i11の違い

近年、業務ソフトのクラウド化を進めるユーザー様が増えるとともに、従来型の人事奉行i11/J11と比較してどちらが良いか相談を受ける機会も増えてまいりました。
究極的にはお客様ごとに回答は異なりますが、本ページでは長年奉行シリーズの導入支援を担当してきた販売店の立場から、それぞれの違いと検討段階におけるアドバイスを記載します。

要旨

新規に導入されるなら、総務人事奉行クラウドをおすすめします

奉行シリーズは、長年機能強化を続けてきましたが、OBCは今後奉行クラウドを主要製品と位置づけると明確に打ち出しています。
総務人事奉行クラウドと人事奉行i11については、大きな機能差があるわけではありませんが、今後の製品寿命の観点からも、総務人事奉行クラウドを使い始めた方が後々のシステム移行などの手間が少なく、クラウドならではの恩恵を受けることができます。

ソフトウェア 新規購入

旧製品からバージョンアップされる場合も、将来を見据えると総務人事奉行クラウドをおすすめします

新規導入の場合と同様、OBCは今後奉行クラウドを主要製品と位置づけると明確に打ち出しています。お使いの奉行シリーズとあわせて「奉行クラウド」への移行をおすすめします。
一方で、データの持たせ方など、従来製品との差異もあります。
データ移行の可否や予算を踏まえてご検討ください。

ソフトウェア バージョンアップ

総務人事奉行クラウドと人事奉行i11の違い

奉行クラウドは、従来の奉行シリーズの基本機能に加え、データ入力の自動化や、在宅勤務・テレワークのように変化する業務環境への対応など、さらなる業務効率改善のための新機能が搭載されています。
総務人事奉行クラウドについても、人事奉行i11でできる基本的な機能は備えたうえで、クラウドならではの機能を搭載しています。
ここでは総務人事奉行クラウドならではの機能について解説します。

従業員情報をクラウド上で一元管理

紙やExcelファイルで保管してきた履歴書・免許証・資格証明書・雇用保険被保険者証・年金手帳など従業員様の情報はOBCが運営する安全なクラウド上で一元管理。もちろん、いつでもどこでも最新のデータにアクセスできます。
書類を紛失する心配や、後々探索する作業からの解放は担当者の負担を軽減します。

【動画 2分05秒】
【総務人事奉行クラウド】豊富な管理項目であらゆる情報の一元管理を実現!

専門家ライセンスで社会保険労務士と一緒に使える

奉行クラウドは、「専門家ライセンス」が1ライセンス無償で付属します。
このライセンスを社会保険労務士等の専門家に提供することで、社会保険労務士もお客様のデータを参照したり、処理を代行したりできるようになります。
リアルタイムに社員情報を共有できるだけでなく、クラウド上でやり取りが完結するため、情報漏えいのリスクも低減します。

専門家ライセンス

奉行シリーズだけではない、あらゆるHR Techサービスと連携

業務で利用する幅広く網羅的な履歴・人材データをAPIを利用してあらゆるHR Techサービスにつなげることで、情報活用の基盤が手に入ります。
人材育成や採用管理、エンゲージメント向上など、企業の成長に必要な経営課題の解決をサポートします。

データの自動バックアップとプログラムの自動更新

大切なお客様のデータは、障害に備えて自動的に複数の異なるホストに、3重に冗長化して保管され、日々のバックアップ作業が不要になります。
また、常に最新のプログラムに自動更新するため、バージョンアップコストや運用管理の負担なくご利用いただけます。

万全のセキュリティ対策で、より安心して使える

データは、政府機関やグローバル企業も利用するマイクロソフトの堅牢なデータセンター「Microsoft Azure」で管理・運用。24時間365日の運用監視に加え、定期的な脆弱診断を実施し、脅威に対する備えは万全です。
作業をするごとに、自動バックアップされるので手間なくデータを保全でき、セキュリティ対策としても、災害対策としても有効です。

24時間365日の運用監視

他メーカーのクラウドソフトとはどこが違うの?

サポートの充実

メーカーによってはメールやチャットなどWEB上でのお問い合わせに限られることもありますが、奉行クラウドはTEL窓口など、従来の保守サービスと同様のサポートが追加負担なしで利用できるので安心です。

サポートの充実

ブラウザによる制限を受けない

他社製業務システムの中にはブラウザ上で使用するソフトもありますが、奉行クラウドはブラウザを使用せずソフトをインストールしてご利用いただきます。
ブラウザでご利用いただくソフトと比べるとキーボード入力支援機能が充実しておりオンプレミスソフトに近い操作性です。
「ブラウザ戻るボタンを押してしまって入力したデータが消えてしまった・・・!」といったブラウザの挙動による影響を受けることもありません。

料金・利用環境の比較

機能項目 総務人事奉行クラウド 人事奉行i11/J11
初期費用 0円~ 225,280円~
(Bシステムの場合)
ランニング費用 年額 92,400円~
(iEシステムの場合)
63,360円
(保守費用)
保守加入 不要
(利用料に含まれる)
必要
サーバの購入・管理 不要
(スタンドアロン版は不要)
複数台のPCでの利用
インストール台数制限なし
○(サーバが必要)
専門家ライセンス 無償付帯(1ライセンス) 設定なし
プログラム更新作業 不要(自動) 必要
データのバックアップ 不要(自動) 必要
セキュリティ対策 不要 必要
バージョンアップ 不要 必要
管理可能領域(会社)数 1 最大9,999
登録可能従業員数
※社員数には、退職者は含まれません。
iE:~20名まで
iA:~50名まで
iB:~100名まで
無制限

まとめ

はじめにお伝えしたように、総務人事奉行クラウドと人事奉行i11については、大きな機能差があるわけではありません。
販売店の立場からは、専門家ライセンスやデータの自動バックアップなどが搭載された総務人事奉行クラウドをおすすめしますが、社内の業務フローや他の業務ソフトとの兼ね合い、予算などを考慮してお選びください。

ソフトウェア 新規購入

新規導入の場合と同様、OBCは今後奉行クラウドを主要製品と位置づけると明確に打ち出しています。一方で、データの持たせ方など、従来製品との差異もあります。
データ移行の可否や予算を踏まえて、基本的には「総務人事奉行クラウド」を軸に検討を進め、困難であれば「人事奉行i11」を採用する事をおすすめします。

ソフトウェア バージョンアップ

旧製品から奉行クラウドへ移行される場合の留意事項

奉行シリーズから奉行クラウドへの移行に当たっては、製品の性質の違いを理解することが肝要です。特定のソフトに限定されない、共通の事柄については下記ページにまとめておりますのでご一読ください。

奉行クラウドと従来の奉行シリーズの違い

奉行クラウドへ移行するお見積依頼をいただくにあたり

奉行シリーズから奉行クラウドへのデータコンバートは可能です。 ただし、奉行クラウドへの移行時は、データ形式に差異があるため、事前に「データコンバート事前確認ツール」用い、データコンバートの可否をご確認いただく必要がございます。
「データコンバート事前確認ツール」は、OBCが運営している奉行クラウドヘルプセンターにある「データ移行のための準備・確認」ページをご参照ください。
利用手順が分からない場合、当社でもサポートいたします。

今使用中のデータが移行できるかを、ツールでチェックする

お見積り依頼の際は、「データコンバート事前確認ツール」を動作させることで出力される「データコンバート事前確認レポート」の情報をお送りいただくとスムーズです。
問い合わせフォーム内に、データコンバート事前確認レポートで出力されたテキストをすべて貼り付けてお送りください。
また、「コンバートできないデータです」と表示された場合にも、何らかの打開策が得られる可能性がありますので、一度ご相談くださればと存じます。

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