奉行クラウド
OAP(OBC Alliance
Partnership:正規代理店)ミモザ情報システムが
お客様の利用環境・状況に合わせて最適な利用方法をご提案いたします。
奉行クラウドは全てIT導入補助金をご利用いただけます。
目次
1.奉行クラウド製品ラインアップ
長年愛される基幹業務システム・奉行シリーズのSaaS版『奉行クラウド』
従業員が行う申請等の定型業務の業務プロセスを改善する『奉行クラウドEdge』
給与明細書の電子配信、勤怠情報の入力自動化、マイナンバー管理の効率化など
奉行クラウドと奉行クラウドEdgeをまとめて導入し、業務を変革する『奉行クラウド DX Suite』
会計、人事労務(HR)、販売管理の分野ごとにまとめてシステム化を行うのに最適な導入プラン
2.奉行クラウドの概要と特徴
国産業務ソフトのトップブランド「勘定奉行」のOBCが提供するクラウドサービスです。
実績ある奉行シリーズを、サーバを持たずに利用することができます。
- サーバはOBCが調達(Microsoft Azure)
- データはMicrosoftのデータセンター(DC)に保管
- DCへはインターネット経由で暗号化した状態で接続
- 異なる拠点からも同様に接続
- サーバは自社で調達、保有
- データは自社サーバ内に保管
- サーバとは、社内ネットワーク(LAN)で接続
- 異なる拠点からは専用線経由で接続
業務ソフトをクラウドにするメリット
数年前までは、クラウドサービスで基幹業務データを扱うことへの抵抗感は、根強いものがありました。
ただ年々、他社製品含め導入事例が増えるとともに、機密性の高さやサーバの導入・保守・運用までを含めた総保有コストの削減など、クラウドはその価値が評価され、急速に導入が進んでいます。
サーバなどの機器管理は全てお任せ。自社サーバの導入・維持管理・更新コストがゼロに。
営業先や経営者様の自宅など、社外からでも最新のデータを活用できます。テレワークの導入や働き方改革にも好適。
サーバやVPN等の設定導入なしに、手軽に複数台のパソコンによる分散入力や、データの一元管理が実現できます。
事業の状況に合わせて、接続ライセンス数の増減を柔軟に調節できます。
データは3重にバックアップされた上で、複数のDCに保管。事業継続・災害復旧対策に有効です。
利用料金には、保守サービスやバージョンアップ、サーバ利用料など、業務ソフト利用に係る全ての費用が含まれます。
APIを利用することで、データの自動受入や受渡など、外部サービスとの連携が容易です。生産性の向上に結びつきます。
クラウド型ワークスタイルを実現
データをクラウド上に預けることで、例えば在宅勤務や出張中、外出先などいつでもどこでも最新のデータに触れることができます。
また、支社間、営業所間でのデータ送受信も壁がなく、常に同じ情報を前提にコミュニケーションが図れます。
こうした「時と場所を選ばない利便性」を、サーバやVPN回線など高価な機器や通信環境がなくても享受でき、スピード感をもって業務を進めていけるのが「クラウド型ワークスタイル」です。
奉行クラウドならではのメリット
世界最高峰のセキュリティ管理要件を備えたマイクロソフト社のデータセンター(DC)のみ利用。通信は全て暗号化。
24時間365日利用可能です。仮に利用中にネット接続が切れても、入力は継続でき再接続時に反映されます。
面倒な更新プログラムの適用作業は自動的に実施されますので、お手を煩わせない上に、いつでも最新の状態を保ちます。
データは自動的にDC側でバックアップされますので、お客様による日常的なバックアップ操作は一切不要になります。
従来の奉行シリーズ並みの入力・応答速度にこだわり、キーボードの多用など、磨かれ続けた操作性も踏襲しています。
企業の成長に応じて機能を増やせる上に、対応の幅が広いので、労力やコストの大きいシステム入替を避けられます。
お客様と同じ画面を見ながら疑問に応えるリモートサポートをはじめ、制度改正などの情報提供も充実しています。
専門家ライセンスを無償提供
奉行クラウドでは、既にお付き合いのある税理士・会計士・社労士先生などの職業専門家専用のライセンスが1つ付属します(有償での追加も可能)。
紙やデータのやり取りをせずにリアルタイムで同じ情報が共有ができる上に、相互のバージョンやデータの時系列・整合性を気にする必要もありません。
なお、専門家ライセンスを自社のライセンスとして利用することはできません。
奉行クラウドは本当に「高い」?
奉行クラウドはオンプレミス型の奉行i11シリーズとは異なり、ソフトの年間利用料を支払う利用形態です。このことから、「ランニングコストが高い」というイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいます。
では実際、i11シリーズと比較し、奉行クラウドのコストは高いといえるのでしょうか。
価格比較はソフト代金+OMSS(年間保守料)と
奉行i11シリーズは買い切り型のソフトであるため、当然ながらソフト自体を購入するイニシャルコストがかかります。
また、数年おきに訪れるサポート終了により、定期的に多額のバージョンアップ費用が発生します。
対して、奉行クラウドはソフトの購入もバージョンアップも必要ないうえに、ベーシックプラン(iEシステム)であれば初期費用も無料です。
上位のプランであってもイニシャルコストはiシリーズより大幅に安いため、初期投資に必要な費用が安いと言えます。
さらにiシリーズではOMSS(年間保守)を継続更新して使用することが一般的であり、毎年10万円前後のランニングコストがかかっています。
年間利用料型の奉行クラウドももちろんランニングコストはかかりますが、料金はプランにより大きく異なります。
一部の科目では、iシリーズのOMSS料金よりも年間利用料がお安くなっており、単純なコストダウンを図ることも可能です。
例)
給与奉行クラウドiEシステム:72,600円/年
給与奉行i11 OMSS PlanA:94,600円/年
各奉行クラウドの価格表については、奉行クラウド製品ラインアップより各製品をお選びいただくとご確認いただけます。
<参考>奉行クラウド(最小構成のiEシステム)とオンプレミス版(奉行i11スタンドアロン版)の保守料金との料金比較表
製品名 | クラウド料金 | OMSS料金(保守料金) |
勘定奉行 | 102,300円 | 81,400円 |
給与奉行 | 72,600円 | 94,600円 |
商奉行 | 96,800円 | 81,400円 |
蔵奉行 | 96,800円 | 81,400円 |
申告奉行法人税地方税編 | 62,700円 | 94,600円 |
申告奉行内訳書概況書 | 52,800円 | 81,400円 |
固定資産奉行 | 62,700円 | 94,600円 |
法定調書奉行 | 52,800円 | 81,400円 |
『小さな会社』に奉行クラウドはもったいない?
クラウド型のソフトに対して「いいもの」「大きい会社が使うもの」というようなイメージを持っている方はまだまだ多くいらっしゃいます。
しかし実際のところ、クラウド型ソフトが適しているかどうかに、企業の規模はあまり関係がありません。
セキュリティの高さや入力の自動化、業務の電子化などは、事業規模を問わず大きなメリットとなります。
なにより奉行クラウドは、事業規模や必要な機能によって、複数のプランから選択して契約可能です。
そのため、たとえ小規模な事業者であっても、コストを抑えて契約することができます。
さらには将来の事業規模の変化に合わせてプランを変更できるので、常に最適なプランで無駄なくご利用いただけるのも特徴です。
業務ソフト業界の展望から見たクラウドのメリット
目まぐるしく移り変わる税制や法令、世情に合わせ、基幹ソフト業界も日々変化しています。
各メーカーがそれぞれの方針で戦略を練るなか、あらゆるメーカーが共通して傾き始めているといえるのが『クラウド志向』です。
ソフトはクラウドで利用するのが『メジャー』な時代
働き方改革の推進、それに追い打ちをかけるようなコロナ禍の到来、自然災害の多発により、近年人々の働き方、企業の在り方は大きく変わり始めています。
特にソフトウェアに関しては、従来の自社のコンピュータ上にソフトデータを保持するオンプレミス型中心から、利用料を支払うことでサービスとしてソフトウェアを使用するサブスクリプション型中心へと、社会は大きく舵を切りつつあります。
これに呼応するかのように、業務ソフトメーカーも、ユーザー離脱性の低さやコスト削減などの観点から、自社製品をクラウド型、サブスクリプション型へ移行させようとする動きが目立ちます。
また、OBCと競合するベンダーの多くはクラウド型、サブスクリプション型のサービスを開発、提供することを選択しており、オンプレミス型のソフトは徐々に『過去のもの』とみなされ始めています。
OBCにおいても、今後はオンプレミス型のiシリーズよりも、サブスクリプション型の奉行クラウドに開発リソースを傾けることを宣言しています。
機能面では今まで以上に奉行クラウドユーザーが優遇されることは想像に難くありません。
このような状況を踏まえると、やはり奉行クラウドを選択した方がメリットが大きくなると思われます。
奉行クラウドに向かないケース
奉行クラウドには多くのメリットがありますが、すべてのユーザーにマッチするわけではありません。 基幹ソフトである以上、ユーザーの状況や業務との相性は非常に大切です。
1社1契約がネック
奉行クラウドは従来のオンプレミス型に存在する『データ領域』という概念を持ちません。
そのため、ひとつの契約で複数社のデータを管理することができません。
もし複数の法人を奉行クラウドで管理する必要がある場合には、それぞれの法人ごとに奉行クラウドを契約する必要があります。
契約数が増えれば、単純にそれだけランニングコストが上がります。
インターネット回線が必要
奉行クラウドのPCへのインストール台数に制限はありませんが、利用するにはそのPCがインターネットに接続している必要があります。
インターネット回線のない環境でソフトを使用する必要がある場合、奉行クラウドは選択肢からはずれます。
一方で、インターネット回線さえあればどこからでも業務ができる点、大切な業務データを自社のPCではなくセキュリティの高いデータセンターに保存できる点は、クラウドの大きなメリットです。
クラウドは、セキュリティが「弱い」のか?
奉行クラウドは「Microsoft Azure」という、マイクロソフト社が運営するデータセンターを利用しています。高度に機密的な情報を扱う政府機関や金融機関のシステムにおいても多くの実績があります。
通信も、データそのものも、すべて暗号化して保護しています
お客様とデータセンターの間を流れるデータは全て暗号として処理され、解読できない状態でやりとりされます。
センターの中で保管されるデータも、暗号化されたままで、他のお客様とは隔離された状態ですので安全です。
外部からの不正アクセスに対しても、専門家による24時間監視体制が確立されているなど、多くの国際的な品質基準を満たしており、自社サーバよりも安全と評価する企業が増えています。
99.9%の稼働率を保証。奉行クラウドは、止まりません
マイクロソフトは、データセンターの月間稼働率や接続可用性などを公表・保証しています。
また、年度末などの繁忙期の業務負荷が増大する時期においても、自動的に負荷分散する仕組みを整えていますので、繋がらないとか、処理が遅くなる、重くなるといったこともありません。
「自社にデータを持つ」というリスク
オンプレミス版のソフトの場合、データが自社のハードウェア内に保管されることになります。
これは一見安全なように思えますが、大きなリスクも孕んでいます。
まず、災害や事故によるハードウェアの破損が起きた際には、データを失ってしまう可能性があります。
この場合、バックアップを取ってあるデバイスもまとめて被害にあうことも多く、業務復旧の大きな足かせになりかねません。
また自社でのデータ保管は、近年急激に増加しつつあるランサムウェアに対しても弱いといえます。
いずれもクラウドであれば、データセンターでの日々の自動バックアップが、被害を軽減することにがります。
セキュリティを心配されている方ほど、奉行クラウドの選択がおすすめです。
3.奉行クラウドのよくある質問
奉行i11との違いを教えてください
奉行クラウドには、奉行i11シリーズの基本機能が全て備わっています。
その上で、入力の自動化や業務の電子化に強く、遠隔地利用や高いセキュリティといった、クラウドならではのメリットもあわせ持っています。
詳しくは 奉行クラウドと従来の奉行シリーズの違い をご覧ください。
オンプレミスからクラウドへのデータコンバート(データ移行)はできますか?
可能です。
ただし、奉行クラウドへの移行時は、データ形式に差異があるため、事前に「データコンバート事前確認ツール」用い、データコンバートの可否をご確認いただく必要がございます。
詳しくは 奉行クラウドへのデータコンバート(データ移行)について をご確認ください。
オンプレミスのソフトと比べると割高になりませんか?
ご利用状況により異なります。
例えば、「オンプレミスの給与奉行」をご利用の「従業員数20名以下」の企業様であれば、保守サービス(OMSS)の料金より低コストでクラウドをご利用いただけることもあります。
その他の条件においても、少しの差額で「奉行クラウド」ならではの便利な機能をご利用いただける場合もありますので、是非お気軽にお問い合わせください。
複数ソフト(勘定奉行クラウドと給与奉行クラウドなど)を契約した場合、料金はどうなりますか?
複数契約による割引などはありません。
ご契約ソフト分の料金が発生します。
料金についてはタイトル、グレード、利用人数などにより異なりますので、各ソフトのページよりご確認ください。
・奉行クラウド製品ラインアップ
複数社(2領域)で利用できますか?料金はどうなりますか?
奉行クラウドでは領域を分けて複数社管理できません。
管理される会社数分の契約が必要です。
料金についてはタイトル、グレード、利用人数などにより異なりますので、各ソフトのページよりご確認ください。
・奉行クラウド製品ラインアップ
保守サービス(OMSS)の費用は別でかかるのでしょうか?
別途費用はかかりません。
奉行クラウドの年間利用料の中に、保守サービス(OMSS)が含まれます。
サービス内容にも違いはありません。
月額契約は可能ですか?
奉行クラウドは年間契約のみとなります。
料金表に記載している月額料金はあくまでも目安ですのでご了承ください。
社外にデータを預けるのには抵抗があります
多くのお客様が懸念を抱くポイントです。心理的な抵抗感も強い事と存じます。
一般に中小企業の現場で管理されるサーバにおけるセキュリティ対策は、万全とは言いきれないのも実情です。
例えば、日々明らかになるサーバOSや常駐プログラムのセキュリティホールに関する情報は適切に収集・管理。
これらを修正する適正な更新プログラムを入手して速やかに適用し、ウイルス対策プログラムのバージョン管理やアップデート、ログ監視やプロセス監視を、あらかじめ決められた方が適切に実行し、そのことを客観的に検証できる体制を敷かれているでしょうか。かなりの企業で、達成できていない状況です。
奉行クラウドは、世界トップレベルのセキュリティを誇るマイクロソフト社の「Microsoft Azure」で管理・運用しています。
24時間365日の運用監視で脅威に対する備えも万全です。
また、国際認証「SOC1 Type2」「SOC2 Type2」報告書を取得しています。
4.ご利用開始までの流れ
当社へお見積依頼願います。
ご依頼内容によっては、お見積り提出にお時間をいただく場合がございますが、滞りがなければ、概ね1~2営業日でお客様へお見積を提出いたします。
当社へご発注ください。(メールまたはFAX。発注書は見積書提出時に添付します)
当社からお客様へ、メールで請求書を送信します。期日までにお支払いください。
当社による入金確認の2~3営業日後、ご注文時に入力いただいたメールアドレス宛に、OBCから「電子納品メール」が届きます。
メールに記載の内容に沿って、ソフトウェアのダウンロード・インストールを行ってください。
詳しくは、OBC 奉行シリーズ 電子納品についてをご覧ください。
セットアップ完了後、奉行クラウドを利用いただけます。
以下は、お客様の状況に応じて、適宜実施します。
導入前
- 製品デモ(無償)
製品説明のために、ご訪問いたします。
地理的、時間的な制約がある場合は、リモート環境(お客様のパソコンとオペレーターのパソコンを接続し、画面を共有した状態)でのデモを実施します。 - 環境診断ツールの提供および診断(既に奉行シリーズをご利用の場合・無償)
現在お客様がご利用になっている奉行シリーズのバージョンやデータの領域数、サイズなどを調査します。結果次第では、データ移行が行えない場合があります。 - 資料の提供(無償)
稟議の際に必要となるカタログや比較見積、クラウドの仕組みやメリットなどの説明資料を提供します。上司の説得方法などもご相談ください。 - お見積り(無償)
ご利用になる基本システム、ライセンス数などをもとにお見積もりいたします。
ご質問・ご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
導入後
- データ移行(コンバート)
現在利用しているデータがある場合は、奉行クラウドへ移します。
ご自身で操作いただく場合は無償ですが、作業を委託される場合は有償となります。 - ユースウェア(導入指導・環境構築)
導入システムの安定稼働、有効活用に向けて、経験豊かなOBCインストラクターが丁寧に指導します。
操作方法からお客様の業務に合わせた運用方法まで、短期間で完全習得していただくことができ、システム導入における担当者様の負担を最小化できるサービスです。
奉行クラウド体験版のお申込み
掲載のない製品は、体験版のご用意がございませんが、製品デモを実施できますのでお問い合わせください。
見積依頼、資料請求等のお問い合わせ
当社(ミモザ情報システム)について
私どもは「OBC公認OAPパートナー」=製品や業務について熟知したインストラクターが在籍するユースウェア認定店です。OBC製品・奉行シリーズのことなら全てお任せください。
創業30年、多数の販売実績と的確な情報提供
創業以来、京阪神地域一円の500社以上に業務ソフトを導入してきた実績と、それに裏付けられた知識でお客様をサポートします。
他メーカー含む多数のクラウド業務ソフト導入実績
クラウド業務ソフトだけで数百社以上の導入実績があります。他社製品との比較など、メーカーに聞けないことまで対応できます。
全国ネットワークで訪問ヒアリング・製品デモなど実施中
メーカーや協業会社と協働して、訪問した上での製品デモやヒアリングサービスを実施しています。
奉行クラウド特有の機能や画面などを、お客様のパソコンに映し出して説明いたします。
訪問デモやヒアリングも承ります。日本全国対応可能。