PCA商管
中堅・中小企業向け仕入・在庫管理システムの完成型。
PCA商管は、発注・仕入・買掛・在庫管理を担うソフトウェアです。
同じシリーズの「PCA商魂」とデータを共有していますので、売上・販売管理情報をリアルタイムに連動させながら処理できます。
売上管理・在庫管理がしやすい販売管理システムをつくるなら、「PCA商魂」とあわせてご利用ください。
また、ロット(製造単位)管理機能を追加した上位版、「PCA商管 [ロット管理編]」では、仕入から出荷までロットごとに管理できます。
ロット別の在庫管理やトレーサビリティ対策が可能です。
※PCA商管[ロット管理編]は、サブスク版では「ロット管理オプション」に相当します。
【動画 3分38分】「PCA商管の概要について」
このページの目次
PCA商魂・商管で対応できないケースでは、「売上原価Pro」
仕入れた商品をそのまま販売するのではなく、加工や組立などの工程を経て販売するケース、変動する原材料費等の原価管理が必要なケース、保守契約やサブスクリプションを管理するケースなどには、PCA商魂・商管は対応できません。
原価・販売管理ソフトの「売上原価Pro」を利用することで、見積/受発注/売上/仕入/回収/支払/生産管理/在庫管理/原価管理までを一元管理でき、PCA会計・PCA会計hyperと連動できます。
PCA商管製品ラインナップ(商品選択)
PCAサブスクとPCAクラウドは、データの保管形態が異なるほかは同一のソフトウェアのため、どちらを選んでも利用できる機能の差はなく、データの互換性もあります。
※従来のパッケージ(買い切り型)ソフトである『PCA商管DX』は、2024年3月末で新規販売を終了しました。
それぞれの導入形態の特徴
PCAクラウド
PCAのデータセンターにデータを預けて運用します。データセンターとパソコンの間の通信は、暗号化した上でインターネットを利用します。
データ参照や書込みは、ネット回線さえあれば場所にとらわれずに使うことができます。
PCAクラウドは1ライセンスから利用でき、必要に応じてライセンス数や容量を増やすことができるので、繁閑の差や急激な事業規模の拡縮に対応しやすい面もあります。
PCAサブスク
自社保有の機材(パソコン、サーバ)にソフトウェアおよびデータベースをインストールし、利用します。いわゆる「オンプレミス型」のシステムです。
通常、データ参照や書込は同一のLAN内からに限られます。
複数ライセンスで運用する場合は、別途サーバ専用機が必要です。一般のパソコン(Windows 11マシン)では代替できません。
製品選びのお手伝いをいたします
ホームページだけでは、製品の選定が難しい場合は、お気軽にご相談ください。
当社は、豊富な導入経験を踏まえ、訪問やリモートによる製品デモやヒアリングを行っております。日本全国対応可能です。
また、訪問指導・リモート指導・ネットワーク構築・インストールから、導入後の初期設定や操作指導にも対応できます。
関連商品について
PCA商管の利用にあたり使用するサプライ製品や、パッケージソフトの保守サービス「PSS会員パッケージ」はこちらから。
PCA商管DX 動作環境・性能一覧
搭載されている機能を確認できます。 | |
扱うことのできるデータ件数や桁数について確認できます。 | |
コンピュータに必要な性能を確認できます。 |
PCA商管DX 製品・機能紹介
PCAシリーズ共通のユーザーインターフェース
初めてお使いになるお客様でも簡単に操作でき、今までPCAソフトをお使いのお客様も快適にご利用いただけます。
1.マイメニュー
日常的に使用する処理をマイメニューに登録することで、すぐにメニューを起動することができます。
2.Pこみゅ
最新版のダウンロードやセミナー開催情報やFAQなどのサポート情報などお役立ち情報をご確認いただけます。
3.PCAからのお知らせ
PCAからの法改正等の情報が表示されます。非表示にすることも可能です。
4.ストレージ使用量
PCAクラウドの場合、現在のストレージ使用量がグラフで表示されます。
5.検索機能
処理したいメニューを探す時に便利です。
PCA商管の業務フロー図
販売管理システムの「PCA商魂」と合わせてご利用いただくことで、例えば「商魂」で売上データを入力すると即、「商管」での出庫処理がなされる、といった連携が可能です。
導入にあたって
様々な業態に対応できるよう、きめ細やかに設定できる項目を用意しています。
なお、マスター登録にあたっては、汎用テキストデータ(csv形式など)の受け入れに対応しています。
会社の登録
自社の部門や担当者、プロジェクトをマスターとして登録できます。伝票入力する際には。マスター登録した情報を呼び出して入力します。登録したマスターを軸に売上等の集計をとることも可能です。
仕入先の登録
仕入先ごとに支払種別、支払日、支払方法が設定できます。また、2048文字までのメモ欄を設けています。これは、各種伝票入力画面の「コメント機能」で表示される内容で、担当者ごとの記憶や経験に頼ることなく、仕入先ごとに留意すべき事項を共有できます。
倉庫の登録
倉庫別に在庫をする場合、各倉庫名を登録できます。
また、在庫管理は倉庫別以外にも、各商品が格納されているロケーション(棚)No.を登録し棚ごとに商品在庫を管理することも可能です。
商品の登録
1回限りの商品は「その他商品」を登録しておくと、データ入力の際商品名をその都度入力して使用できます。また、一つの商品に対して、商品コード1~3、商品名1~2まで設定可能です。
取り扱い商品の中に軽減税率対象がある場合は、商品マスターで設定いただけます。
同じ商品でも標準税率と軽減税率は伝票入力時に切り替えできます。
商品単価の登録
仕入先ごとに異なる商品単価や、数量別単価、単位(荷姿)別単価、期間限定の価格も登録できます。
仕入処理
仕入伝票入力画面
充実した入力サポート機能で、日常業務の負荷を軽減します。
1.在庫照会
伝票入力中に、メニューからすぐ在庫状況を照会できます。適正在庫量の維持にお役立てください。
2.過去10回分の単価の索引
過去10回分の単価データを参照できます。
商品単価の修正は仕入先別に随時可能です。一度修正された単価は、後で作成される注文書等に自動で引き継がれます。
また、一度入力された商品の仕入先別商品単価と商品名は、次回伝票入力時に引き継がれます。
3.明細サイズ
明細行の表示行数を増やせます。
4.伝票検索
伝票データの検索機能が充実しています。伝票番号、日付、仕入先コード/名称、明細に含まれる品名、商品コードなど、複数の検索条件を指定できます。また、検索結果は一覧形式で表示できます。
5.仕入先の索引
仕入先コードが分からない場合は、仕入先名、コード、電話番号、郵便番号の一部からでも検索できます。
6.伝票NO.2
伝票番号を2つまで登録できます(任意)。
7.フセン
メモ感覚で貼り付けられるフセン機能です。何度でも付け替え可能です。フセンの内容は検索条件としても指定できます。
8.伝票区分
買掛だけではなく、「買掛」「現金」「カード」「内製」「契約仕入」「その他」から選択することができます。契約仕入伝票をもとに仕入伝票を自動作成することが可能です。定期的に発生する支払業務に役立ちます。
9.精算日
精算を次月以降にまわす場合に入力します。
10.注文No.
発注データから連動する場合、注文No.を入力することで呼び出せます。発注残管理が可能になります。
発注(jiman非搭載)
従来通りの「個別発注」、製品の製作数に応じ、必要資材を自動計算する「一括発注」、受注伝票をもとに発注を行う「引当発注」、あらかじめ登録しておいた注文点を下回る品目・数量を自動抽出する「在庫補充」の各伝票入力メニューを搭載しています。
特に「一括発注伝票入力」では、製品の製作数のみ指示するだけで、予め登録しておいた部品展開に基づき資材の必要量と、在庫から引き当てされる数量および、新たに発注すべき数量が自動計算・入力されるなど、担当者の負荷を大きく軽減します。
また、各発注伝票は仕入伝票に連動し、発注残管理を実施することができます。
支払消込機能
支払い消込機能を搭載しています。仕入伝票を検索し、支払伝票の作成と同時に消込を行うこともできます。
支払データ自動生成機能
支払い予定データから支払いデータを作成し、さらに銀行振り込み用データの作成、総合振込依頼書の作成・印刷まで行うことができます。
在庫管理
各伝票入力メニューで入力した入出荷情報をもとに在庫数を計算できます。
仮出荷の管理
自社で在庫計上する貸出品・仮出荷商品についても、商品別と出荷先別に一覧表を作成し管理できます。
棚卸
実地棚卸をおこなった結果をもとに各商品の実在庫数を入力すると、システムとの差異を自動表示します。その数量を出荷数として判断し、出荷伝票を自動作成することも可能です。
預かり品管理(jiman非搭載)
自社で在庫計上しない仮受品・預かり商品について、商品別と預かり先別に一覧表が作成できます。
部品展開の登録
製品とそれを製作するために必要な資材(部品表)を関連付けて登録できます。
例えば、製品Aを1個製作するために部品Bが2個、部品Cを3個、部品Dを4個という風に登録しておけます。製品Aを作成するために不足している資材があれば、足りない部品を自動手配することが可能です。
予約伝票の登録
毎月、毎週、毎日のように定期的に発生する伝票や登録すると分かっている伝票を予め予約伝票として登録しておくことができます。
期日が到来した予約伝票があると起動・終了時に登録を確認する画面が表示されるので、登録漏れの心配がありません。
仕訳データの作成(jiman非搭載)
あらかじめ科目コードや補助科目を設定しておくことで、仕入伝票と支払伝票をもとに、「PCA会計シリーズ」用の仕訳データを汎用データ形式で作成できます。
また、同じデータベースを使用していれば(一般には、2つのソフトが同一のコンピュータ内にインストールされていれば)、直接仕訳データを書き込む事ができます。「PCA会計シリーズ」では、「PCA商管シリーズ」から連携された仕訳データだけを絞り込んで検索・表示することができます。
帳票出力機能
フリーフォーマット機能(jiman非搭載)
お客様ご自身があらかじめ指定した書式で注文書、支払明細書等の各帳票を編集・印刷する機能です。
用紙は、単票用紙(レーザープリンタ用)・連続用紙(ドットプリンタ用)どちらでも設定可能で、インチ・ミリどちらでも設定ができます。罫線設定やカラー印刷にも対応しています。
多彩な仕入実績資料
様々な集計表や比較表、グラフが迅速に出力できます。
また、エクセルやPDFデータでの書き出しもスムーズです。
月次実績の照会(jiman非搭載)
仕入実績がいつでも画面参照できます。過去一年分についてはグラフ表示にも対応しています。照会項目や表示内容は保持できますので、後々の作業もスピーディです。
仕入集計表
任意の期間指定で仕入集計表が作成できます。
月次仕入推移表(jiman非搭載)
月次推移表を作成できます。
消費税額の表示にも対応しています。
仕入行列表(jiman非搭載)
一つの画面で列の合計と行の合計を見られる表(マトリクス集計表)を出力できます。
仕入順位表
仕入先ごとに、商品別・仕入先区分・商品区分別の各仕入順位表を出力できます。
比較仕入表(jiman非搭載)
仕入先や担当者別などをキーに、対比先との月額差異や伸長率を確認できます。対比期間は1~12カ月の範囲内で選べます。
セキュリティ機能
処理レベルの設定
例えば、売上伝票の登録は許可、削除は不可のように、担当者の職責や職域ごとに、機能の制限を加えることができます。
各機能の利用制限は、99階層まで設定できます。
伝票承認
業務責任者が承認した伝票については、他の人が修正できなくなる機能を搭載しています。
バックアップデータ暗号化
バックアップデータの暗号化が可能です。暗号化することにより、万一社外にデータが流出しても、パスワードがなければ複合化ができません。
操作ログ管理
データ領域ごとの操作履歴を確認することができます。
連動オプション
「PCA商管シリーズ」に対応したオプション製品を追加していただくと、さらなる業務効率化を実現します。
売上仕入/受発注 同時入力オプション
1つの画面で売上データ・仕入データ(受注データ・発注データ)を同時に入力できます。在庫を持たない業種・業務(通販など)のお客様に最適です。
ご希望の場合はお見積りいたしますのでお気軽にお問い合わせください。
※「PCA商魂シリーズ」と同時利用する場合のみ利用できます。
データ連携オプション
各マスターや仕入などの伝票データを保存したフォルダを指定しておくことで、定期的に保存したフォルダを監視して「PCA商管シリーズ」にデータを自動で取り込むことができます。
手作業による取り込み作業がなくなるため、仕入管理業務を効率化します。
データ連携オプション
ロット管理編のみの付加機能
ロットごとの有効期限管理
商品ごとのロットNo.を登録できます。
各ロットに対して有効期限を設定し、期限切れのロット一覧を出力したり、期限切れロットの出荷を防止したりできます。
また、ロット別に原価設定・在庫照会・棚卸が可能です。
ロットを起点としたトレーサビリティ
集計条件や絞り込み条件にロットNo.を指定することが可能です。
ロット別の不具合発生時のトレーサビリティが高まります。
先入先出の徹底管理
商品出荷時には古いロットから自動的に払い出しできます。
PCA商魂DXと組み合わせて導入することで、受注・売上伝票入力時にロット・有効期限を指定できるようになります。
※PCA商管DX [ロット管理編]、PCA商魂DX 両製品ともにリビジョン4.50以上である必要があります。
PCA商管 連動製品
- 1
-
4,290円
-
4,950円
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179,990円
-
314,900円
-
299,990円
-
■PCA商管DX [ロット管理編] EasyNetwork■
529,990円
-
359,990円
-
549,990円
-
359,990円
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