クラウド型業務システムのご紹介
複数台運用をお考えのお客様に向けて、クラウド型業務システムの特性やメリットを紹介します。
近年は特に、急速に進展する働き方改革や、長引くコロナウイルスの影響もあり、テレワークや在宅勤務体制の構築が求められています。クラウド型の業務システムはその実現の切り札として、事業所規模を問わず、導入が広がっています。
現状、ソリマチ会計王シリーズには「クラウド型」の利用形態はございませんが、業務ソフト専門店の当社では、導入実績豊富な他メーカーの製品・サービスでのご提案が可能です。
オンプレミス型とクラウド型
ソリマチのソフトウェアは、全て「オンプレミス型」と言われる、自社保有のパソコンやサーバにインストールし、仕訳や給与などのデータも、自社のコンピュータ上に保管する形態です。
このため、複数台運用時にデータを参照・入力・共有するためには、同一の社屋内(LAN内)からのみ可能であり、支店や倉庫・工場、経営者や従業員の自宅からなどは利用いただけません。
特に、パソコン5台以上で運用できる「LANパック」は、ソフトとは別にサーバ機器の購入が必要であり、多大な投資が必要です。
一方で、昨今は従来の「オンプレミス型」に対し、サーバの導入をせずに、データをサービス事業者に預け、インターネット経由でいつでもどこからでもシステムが利用できる「クラウド型」のシステムを導入するケースが増えています。
クラウド型システムのメリット
数年前までは、クラウドサービスで基幹業務データを扱うことへの抵抗感は、根強いものがありました。
ただ年々、他社製品含め導入事例が増えるとともに、機密性の高さやサーバの導入・保守・運用までを含めた総保有コストの削減など、クラウドはその価値が評価され、急速に導入が進んでいます。
サーバなどの機器管理は全てお任せ。自社サーバの導入・維持管理・更新コストがゼロに。
営業先や経営者様の自宅など、社外からでも最新のデータを活用できます。テレワークの導入や働き方改革にも好適。
サーバやVPN等の設定導入なしに、手軽に複数台のパソコンによる分散入力や、データの一元管理が実現できます。
事業の状況に合わせて、接続ライセンス数の増減を柔軟に調節できます。
データは3重にバックアップされた上で、複数のDCに保管。事業継続・災害復旧対策に有効です。
利用料金には、保守サービスやバージョンアップ、サーバ利用料など、業務ソフト利用に係る全ての費用が含まれます。
APIを利用することで、データの自動受入や受渡など、外部サービスとの連携が容易です。生産性の向上に結びつきます。
セキュリティについて
クラウドサービスでは、提供事業者(クラウドベンダー)側のサーバー(データセンター)にデータが保管されます。
よって、セキュリティに関しては、サービスを提供する事業者の技術力に依存します。
クラウドベンダーは得てしてプロとしての高い技術力と信頼性を誇る会社ばかりで、各社セキュリティ対策には熱心に取り組んでおり、サーバーのセキュリティは堅牢なものとなっています。
サーバーが置かれているデータセンターも、優れた耐震性や24時間365日の監視・復旧体制が万全に保たれており、データ保護の秘匿性の観点から所在も明確に明かされていません。
このため、データの保管は自社で行うよりもクラウドサービスを利用する方が相対的に安全と言えるでしょう。
留意点として、クラウドベンダーのサーバーにデータを預け管理してもらうため、クラウドベンダーへの依存度が高くなり、クラウドベンダーの万が一の倒産やサービス終了など、相応のリスクもあります。
これらを考慮し、クラウドサービスを利用する際は、クラウドベンダーをしっかり選定する必要があります。
クラウド型システムのご提案をいたします
当社では主に下記3つの製品をご紹介しています。
いずれも、既存のユーザー数も多く、安心してご利用いただけます。
マネーフォワード クラウド
インストール不要。いつでも、どこでも使える、クラウドサービス。
会計・給与・経費精算など、さまざまなサービスがご利用になれるセット契約をご提案。
料金目安:38,155円/年~
奉行クラウド
勘定奉行でおなじみ、OBCのクラウド業務システム。
料金目安:66,000円/年~
PCAクラウド
サービス開始10年以上の信頼と実績。
料金目安:125,400円/年~
クラウド型ソフトウェアの新たな導入や、既存システムのクラウド化をご検討の方、ぜひお気軽にお声掛けください。